スマート ワークプレイスでビジネスの即応性向上を実現したデジタル不動産投資会社
Exporo は、不動産投資のデジタル化で、個人による不動産プロジェクトの株式取得を可能にしたドイツの大手不動産投資会社です。他の企業がテレワークへの移行に適応しようと苦戦する中、Exporo は Dropbox Sign や Paper などの Dropbox ツールを活用し、かつてないほど効率的な業務プロセスを実現しています。
「Dropbox は、当社で扱うすべてのドキュメントを保管する唯一の場所です。マーケティング資料から請求書、全社員の個別データのバックアップまで、すべてを Dropbox で一元管理しています。」
Exporo が提供しているのは、個人投資家が任意の額で不動産プロジェクトに投資できる、無料で使いやすいオンライン マーケットプレイスです。かつての不動産会社では、自社専用のプラットフォームを保有することができず、銀行からの融資や大口投資家に頼らなければ、プロジェクトを軌道に乗せることができませんでした。現在、Exporo は世界中で 200 人以上の社員を抱えるまでに成長しています。
Exporo は短期間での事業拡大を視野に入れ、会社の規模に合わせて拡張可能な即応性の高いデジタル ワークフローを取り入れたデジタル ビジネス モデルを構築しました。同社では、「迅速で柔軟な対応を目指す企業は、それに応じてプロセスを計画する必要がある」という信念を持っています。そのため、フレキシブルな働き方、非同期の時間、チーム メンバーへの信頼を会社の基本的価値観とし、働く場所や仕事の進め方よりもチーム ワークを重視しています。Exporo は、Dropbox が提供するクラウドベースのコラボレーション ツールを活用することで関係者全員の連携を図り、会社の成功を確かなものとしています。
「最適なワークスペースは、同僚との共同作業をシンプルにし改善してくれます。しかし、残念ながら市場に出回っている多くのソリューションの場合は、かえってワークスペースを複雑にしているように思えます。」
1 つのプラットフォームで社内外の関係者全員と連携
Exporo では、チーム メンバーやサード パーティ パートナーが世界中に分散しているため、離れた場所にいても連絡を取りながら作業を進める方法を必要としていました。Dropbox を利用すると、社内のチーム メンバーや外部のパートナーとのシームレスなコラボレーションが可能になります。たとえば共有フォルダには、社員が日常業務で使うドキュメントをまとめる場所を設けることができます。また、Paper を利用すると、簡単なメモ書きから詳細なプロジェクト計画の作成まで、さまざまなタスクを直感的に実施できます。さらに、リアルタイムでも非同期でも、チーム メンバー全員で情報を共有できるインタラクティブなドキュメントでの共同作業が可能です。
Dropbox を使い始めてすぐ、Exporo のチームは典型的なビジネスの課題に悩まされずに済むようになりました。たとえば、新しいハードウェアへの切り替えなどのよくある作業が必要以上に複雑になり、データが失われることがあります。Dropbox では、あらゆるファイルをいつでも閲覧、追跡できるため、Exporo はすべてを一元的に管理できます。「Exporo では、バージョン履歴などの行き届いた機能のおかげで、すでに数多くの『データの命』が救われています」と話すのは、同社 CEO のサイモン・ブランケ氏です。
一般的な課題と特殊な課題の両方を解決するスマート ワークプレイス
また、不動産業界では法的拘束力のある署名を必要とするドキュメントが多く、紙媒体の場合は署名を集めるのに時間がかかり、その間手続きが進まないこともあります。より効率的で効果的なワークフローが必要だと実感した Exporo は、電子署名ソリューションを追加する必要があると考えました。Exporo はデジタル ビジネス モデルと完全デジタル化されたワークフローの採用で、かなり早い時期から Dropbox を利用していたため、Dropbox Sign の追加はすぐに決断できました。
Exporo では、Dropbox Sign を使用して、デジタル ドキュメントを簡単に共有できるようにしています。地球の反対側にいる人から署名をもらうのも、数回クリックするだけで済みます。今では、ブルンケ氏は、人事部や経理部からの契約書が入った大量の署名フォルダを机の上に置く代わりに、2、3 回のクリックですべてのドキュメントを管理できます。これにより、業務の管理と整理が大幅に簡素化されています。「最近の業務運営の観点からすれば、他のツールとシームレスに連動できるかどうかでアプリケーションの成否が決まります」とブルンケ氏は言います。
多くの企業にとって、突然の在宅勤務への移行は大きな課題となりました。一方、Exporo のケースは対照的です。同社では分散型のワークモデルが必要になった時点で、すでにプロセスが確立していたため、スムーズに対応できたのです。Dropbox があれば、いつどこで仕事をしても、すべてを 1 か所に保管してアクセスできるので、今後も社員は簡単に在宅勤務を続けることができます。
「Dropbox Sign を使い始めるタイミングが早ければ、その分早くメリットを実感できます。その導入効果の大きさに、きっと驚くことになるでしょう。」
ゾーレン・クリューガー氏Exporo IT セキュリティ責任者