Patreon
Patreon はクリエイティブな人材のキャリアの在り方を変えています。そのため、同社にとって関係者全員がコンテンツやコミュニケーションを常に把握できるようにしておくことことが特に大切です。
課題:制作プロセスの妨げ
2013 年に設立された Patreon はミュージシャン、アーティスト、その他クリエイティブな人材がキャリアを築く方法を変えています。同社が提供するサブスクリプション方式のプラットフォームは、アーティストがファンを対象にしたページを構築し、そのメンバーシップを促進できるようにしています。企業として Patreon はクリエイターと同じように迅速に行動していくことを目的としています。けれどもチームが会話に追いつくために、いくつものアプリやウィンドウを使用している状態ではそれを実現するのが困難でした。チームは過去のリンクを探したり、以前のフィードバックをコピーし貼り付けたりすることに時間を費やしていたため、クリエイティブなプロセスにまとまりがありませんでした。
「Slack を即時的なコミュニケーションに、そして Paper をすべてのドキュメントの保存先に使用しています。これらを 1 つにまとめることでとても便利になりました。」
- Patreon クリエイター マーケティング マネージャー クリスティーン・ドナルドソン氏
ソリューション:Dropbox Paper + Slack インテグレーション
Paper と Slack を統合することで、Patreon は同社のクリエイティブ プロセスを改善することができました。クリエイター マーケティング チームが Slack でプロポーザルやデザインの Paper リンクを貼り付けると、そのプロジェクトの関係者はドキュメントの最初のいくつかの項目や画像といった詳細プレビューを見ることができます。「重要な箇所をすぐにスキャンできるので、とても便利です。誰がドキュメントに参加しているかを見たり、何が変更されたのかを確認したりすることもできます」とクリエイター マーケティング マネージャーのクリスティーン・ドナルドソン氏は述べています。Patreon のマーケティング担当者は Slack に「/paper new [title]」と入力するだけで、新しいアイデアをまとめるドキュメントを簡単に作成することができます。Slack に搭載されている検索機能を使えば、簡単かつ迅速にチャットで Paper ドキュメントを検索することができます。
「クリエイターを優先し彼らのコミュニティをサポートするために、当社は信じられないほどのスピードで作業をこなせるように努めています。これを実現するにはチームとしてすばやく共同作業を行いコミュニケーションを行うことが必要です。」
- Patreon クリエイター マーケティング マネージャー クリスティーン・ドナルドソン氏
成果:業務を大幅にスピードアップ
マーケティング担当者やクリエイターがいくつものアプリを使用する必要がなくなったので、創作に集中することが可能になりました。クリエイティブ コミュニティをサポートするため、新しいプランやプロセスに集中することができます。 このインテグレーションにより、社内チームからのフィードバックはもちろん、アニメーター、イラストレーター、ビデオグラファーなど外部関係者からのアイデアもまとめやすくなりました。 「Slack を使用したチームとのコミュニケーションがシームレスになり中断する要素がなくなりました」とドナルドソン氏は述べています。「会話を終了することなく、メモ、戦略事項、レポートなどをすべて Dropbox Paper から瞬時に共有することができます。」